NISA年跨ぎ対応
株式の売却は受渡日時点の口座を参照するため、約定時点ではNISA残高であっても受渡時点で課税口座へ払い出される勘定年の株式であった場合、課税口座での売却として修正されます。
ただし、同銘柄で異なる年に購入された残高がある場合、異なる年のNISA残高から売却されますのでご注意ください。
対象勘定年のNISA残高としてご売却される場合は、受渡が当年内になるようご注文ください。
2024年の場合、勘定年が満了となる年とNISA残高として売却可能な日は以下の通りです。
【勘定年】2020年
【約定日】2024/12/26(木)まで(現物株の場合)
【例1】
NISA口座でトヨタ(7203)を下記内容で保有しています。
2020年購入分:100株
※他の年の同銘柄残高なし
2024年12年27日(金)に100株売却した場合、受渡日が2025年1月6日(月)になるため、課税口座での売却に修正されます。
【例2】
NISA口座でトヨタ(7203)を下記内容で保有しています。
2020年購入分:100株
2021年購入分:100株
2024年12月27日(金)に100株売却した場合、受渡日が2025年1月6日(月)になるため2020年購入分が課税(特定または一般)口座へ払い出されたあと、2021年購入分のNISA残高からの売却となりますので、結果、2021年の残高が売却され、課税口座で100株残高が残ります。
※投資信託も同様に受渡日が当年内でなければ、例のように売却されますが、投信信託の場合、銘柄により受渡日が異なり、例のようにならない場合がございますので、必ず保有されている投資信託銘柄の受渡日は、目論見書などをご自身でご確認いただき、お取引ください。