投資信託(ファンド)の分配金とは?|投資信託(ファンド)|SBIネオトレード証券

投資家のために追究!ネット・IT×伝統の株・信用取引を。

投資信託(ファンド)の分配金とは?

投資信託の収益はどのように分配される?

投資信託では、株式の配当金にあたる分配金があり、その投資信託の全ての投資家に対して同じ金額が支払われます。

ただし、株式と異なり、投資家それぞれが購入した時のファンドの基準価額(個別元本)によって普通分配金と元本払戻金(特別分配金)に区分されます。

元本払戻金(特別分配金)とは?

元本払戻金(特別分配金)は、分配金を支払った後の個別元本(基準価額)が、購入時の個別元本(基準価額)を下回っている場合に、下回っている分が元本払戻金(特別分配金)となります。
そして、分配金から元本払戻金(特別分配金)を差し引いた額が、普通分配金として取り扱われます。

特別分配金が支払われた場合は、購入時の個別元本から特別分配金分の金額を差し引いた額が、新たな個別元本として修正されます。

元本払戻金(特別分配金)とは?

分配金の受け取り方法は?

投資信託によっては、分配金をそのまま受取るか、分配金を再び同じ投資信託に再投資するか選択できる場合があります。
ファンドでは受取るコースと、自動的に再投資する設定がある場合でも、販売会社によっては、どちらか一方のみしか選択できない場合があります。また、購入後のコース変更についても、同様に販売会社によって異なりますので、投資をされる前に、ご確認ください。

投資しているファンドの運用が今後も上手くいくと想定されている場合は、複利効果が高まる分配金再投資を選択される のも一つです。また、定期的に利益を現金化したい、収益を確定したい場合には、受け取り方式を選択してもいいでしょう。

毎月分配型の投資信託の注意事項

ファンドの中には、毎月決算を行い、その都度分配金を支払う「毎月分配型」と呼ばれる投資信託があります。
支払われた分配金の金額分だけ、基準価額が低下するほか、特別分配金が支払われると、その分個別元本も低下するため、基準価額の動きに注意しておく必要があります。

ポイント

  1. 投資信託では株の配当にあたる分配金が支払われる。
  2. 投資信託には普通分配金と特別分配金がある
  3. 特別分配金が支払われると、個別元本が下がる
  4. 分配金の受取り方法には、受取る方法と、再投資する方法がある
  5. 分配金の受取り方法は、ファンド毎、販売会社毎に異なる
  6. 毎月分配型の投資信託は、基準価額が低下しやすい

投資信託に関するリスク及び手数料等について

投資信託は、投資元本および分配金が保証された商品ではありません。国内外の株式や債券などの金融商品を組み入れており、株価変動や為替変動などの影響を大きく受けるため、基準価額の下落により損失を被り、お客様の投資元本を割り込むことがあります。一般に株式の価格は、個々の企業の活動や業績、国内および国外の経済・政治情勢などの影響を受けて変動するため、株式の価格が下落した場合には、基準価額は下落し、投資元本を割り込むことがあります。投資国・地域の政治・経済情勢や株式を発行している企業の業績、市場の需給等、さまざまな要因を反映して、基準価額が大きく変動するリスクがあります。

投資信託のお申込みに際しては、所定の販売手数料がかかります。また、換金に際しては、信託財産留保額をご負担いただく場合があります。なお、投資信託の保有期間中には間接的な費用として信託報酬等が発生いたします。

SBIネオトレード証券は、投資信託の販売会社であり、投資信託の設定・運用は委託会社が行います。

預け入れ資金については、当社で当社の財産とは分別して管理いたします。また、購入いただいた投資信託においては、信託銀行において、当該行の財産とは分別して管理いたします。

上記の手数料および諸費用、リスクに関しましては、必ず交付目論見書および目論見書補完書面をご確認ください。実際のお取引に際しては、契約締結前交付書面および当社ホームページ等をよくお読みになり、お取引の仕組み、ルール等を十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。

ページトップへ