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〈2026年7月〉株主優待 新設・拡充51社!注目銘柄をご紹介

〈2026年7月〉株主優待 新設・拡充51社!注目銘柄をご紹介

〈2026年7月〉株主優待 新設・拡充51社!注目銘柄をご紹介

投資情報部 根津真由子

2026/08/24

2026年7月に新設・拡充・記念優待の実施を発表した企業数は…

■2026年7月に株主優待の新設・拡充等を発表した企業数

7月には、51社(SBI証券集計)が株主優待制度の新設・拡充および記念株主優待の実施を発表!
企業は続々と制度変更をしていますので、引き続き目が離せません。
本記事では、7月に新設・拡充および記念株主優待の実施を公表した銘柄について情報をお届けします。
後半では2銘柄をピックアップしてご紹介いたします。

株主優待の新設・拡充に関するレポートは毎月更新しております。
来月以降もぜひチェックしてください!


■株主優待とは

株主優待とは、企業から株主へ、割引券や商品券、食料品、オリジナルグッズなど、その企業に関連する商品やサービス等を提供する制度です。
株主優待の権利を得るためには、「権利確定日」に株主になっている必要があります。 「権利確定日」に株主となるためには「権利付最終売買日」(権利確定日の2営業日前)までに株式を購入する必要があります。


■新設・拡充・記念優待とは

株主優待の「新設」とは、これまで優待制度を導入していなかった企業が、新しく株主優待を始めることです。

一方で、「拡充」とは既存の優待制度をより充実させることを指します。例えば、優待内容を豪華にしたり、対象となる株数を広げたり、対象株数を引き下げて利用しやすくするケースもあります。
また「記念優待」は、上場周年や創立周年、業績目標の達成などを記念して実施される優待です。 通常の株主優待とは別に、その回限りの特別な優待として追加で実施されるケースに加え、普段は株主優待制度を設けていない企業が、限定で実施するケースもあります。

株主優待では、保有株式数に応じてもらえるものが変わったり、もらえる数量が変わることがあります。 日本企業が株主優待制度の新設や拡充を行う背景には、個人投資家の長期保有を促す狙いがあるといわれます。 また、新設・拡充の実施は株主還元の強化ととらえられるため、株価にも追い風となる可能性があります。


■7月に株主優待の新設・拡充・記念優待の実施が公表された銘柄を早速チェック

以下【銘柄表】は、2026年7月に株主優待制度の新設と拡充および記念株主優待の実施を発表した主な銘柄の表です。
今期会社計画の各利益項目(営業利益、経常利益、純利益)で黒字を確保している銘柄となっております。

今回は取引所または日証金、当社による信用規制・注意喚起銘柄に指定されていない銘柄の中から、2銘柄をピックアップして詳しく解説します!

【銘柄表】2026年7月に株主優待の新設・拡充および記念株主優待が公表された銘柄

発表日 銘柄
コード
開示会社 種類 内容 株価
(8/19・円)
権利
確定月
7/3 3498 霞ヶ関キャピタル 拡充 制度変更により優待額増額 7,700 8月
7/6 9900 サガミホールディングス※ 拡充 株式分割に伴い対象株数区分引き下げ
長期保有特典新設
2,173 9月/3月
7/10 6194 アトラエ 拡充 優待額増額 908 10月
7/10 2157 コシダカホールディングス 拡充 権利確定月追加
優待券利用対象店舗拡大
1,046 8月/2月
7/13 7513 コジマ 拡充 優待額増額 1,410 8月/2月
7/14 6240 ヤマシンフィルタ 拡充 長期保有特典新設 523 9月/3月
7/14 575A 前澤ホールディングス 新設 500株以上でお米4kg
800株以上で同6kg
1,000株以上で同10kg
1,500株以上で同20kg
10,000株以上で同25kg
※初回(26年11月)に限り、11月末日時点の株主名簿に記載された株主が対象
1,816 12月/6月
7/14 2292 S Foods ①記念
②拡充
①500株以上で黒毛和牛かたローススライス約500g贈呈
②一部株数区分で優待額増額
2,823 ①26年8月
②8月/2月
※②は27年2月分から適用開始
7/15 9279 ギフトホールディングス※ 拡充 株式分割に伴い対象株数区分引き下げ・新設 5,070 10月/4月
7/15 367A プリモグローバルホールディングス 拡充 株数区分新設 2,769 8月
7/16 3946 トーモク ①新設
②記念
①300株以上(1年以上)でQUOカード10,000円相当、300株以上(3年以上)で同15,000円相当
②300株以上でQUOカード10,000円相当
4,630 ①3月
②26年8月
7/21 9274 KPPグループホールディングス 拡充 権利確定月追加 1,110 9月/3月
7/23 4825 ウェザーニューズ 拡充 対象株数引き下げ 2,053 11月/5月
7/23 4997 日本農薬 新設 100株以上でおこめ券4枚(1,760円相当) 1,171 9月
7/23 1663 K&Oエナジーグループ 新設 100株以上で電子ギフト500円相当~
400株以上で同2,500円相当~
800株以上で同6,000円相当~
※継続保有期間に応じて優待額は増額される。最低継続保有期間は1年以上(初回26年12月末のみ6ヵ月以上保有、26年6月末時点の株主に限る)
1,910 12月
7/28 3967 エルテス ①拡充
②記念
①最低株数区分引き下げ
②400株以上でデジタルギフト1,000円相当
602 ①8月/2月
②26年8月
7/28 8142 トーホー 拡充 優待品選択肢追加
最低株数区分引き下げ
1,413 1月
7/28 4290 プレステージ・インターナショナル 記念 100株以上でQUOカード3,000円相当 725 26年9月
7/30 4549 栄研化学 新設 500株以上を
3年以上でQUOカードPay2,000円相当
5年以上で同3,000円相当
10年以上で同5,000円相当
2,294 3月
7/30 7241 フタバ産業 新設 100株以上を1年以上でQUOカード1,000円相当、3年以上で同2,000円相当
500株以上を1年以上で同2,000円相当、3年以上で3,000円相当
※初回(26年9月)に限り、継続保有条件なし
1,086 9月
7/30 6379 レイズネクスト※ 拡充 株数区分新設
長期保有特典拡充(3年・4年・5年)
優待品選択肢追加
3,025 9月/3月
7/31 8887 シーラホールディングス 拡充 長期保有特典新設(1年・3年・5年) 384 11月
  • ※「新設」は株主優待制度の新規導入、「拡充」は既存制度の内容拡大の実施、「記念」は期間限定の株主優待制度の実施を指します。
  • ※サガミホールディングス(9900)は株式分割(8月31日を効力発生日として1株→2株)を予定しています。
  • ※ギフトホールディングス(9279)は株式分割(9月1日を効力発生日として1株→2株)を予定しています。
  • ※レイズネクスト(6379)は株式分割(10月1日を効力発生日として1株→3株)を予定しています。
  • ※会社発表の開示情報からSBI証券が作成。一部、表には掲載されていない銘柄もあります。
  • ※「内容」は株主優待の新設・拡充、記念優待の内容についてその概要を示したもので、内容のすべてを示すものではありません。保有株式数や保有期間、権利確定月に応じて優待内容が異なるケースもあります。
  • ※具体的な新設・拡充内容については各社WEBサイトやニュースリリースをご覧ください。
  • ※本ページでご紹介する銘柄は客観的な基準に基づき抽出したものであり、個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客さまご自身の判断でお願いします。

2銘柄をピックアップしてご紹介

1.コシダカホールディングス(2157)【拡充】

コシダカホールディングスは「カラオケまねきねこ」や「銀だこハイボール酒場」などを店舗展開する企業です。
同社は2026年7月10日に株主優待制度の拡充を発表しました。


今回の変更点は大きく2つです。


(1)権利確定月の追加
現行の優待では、権利確定月は8月のみでしたが、今回の変更により2月も権利確定月となりました。
これにより発行頻度は年1回から年2回となり、年間でもらえる株主優待券の枚数は従来の2倍に増える計算です。
なお、1回あたりにもらえる優待券の金額基準(保有株数・継続保有期間に応じた段階制)自体は変わらない見込みで、優待券の有効期間は従来の12ヵ月から6ヵ月に短縮されます。


(2)株主優待券の利用対象店舗の拡大
優待券の利用対象店舗も拡大します。
現行の「カラオケまねきねこ」「ひとりカラオケ専門店ワンカラ」に加え、「CAFÉ ECLA」「カラオケショップJOYSOUND」「カラオケGLANZA」「しゃぶしゃぶすきやきダイニング天空」でも利用できるようになります。


優待券の金額は、保有株式数(100株以上・400株以上・1,000株以上の3区分)と継続保有期間(3年未満・3年以上)に応じて段階的に決まる仕組みで、今回この点に変更はない見込みです。


詳しくは同社WEBサイト等をご覧ください。


本制度は2026年8月末を基準日とする株主優待から適用されます。
したがって、優待を受け取るためには2026年8月の権利付最終売買日である8月27日までに100株以上を保有する必要があります。


同社は同時に2026年8月期第3四半期累計(2025年9月~2026年5月)決算を発表しました。
売上高は593億円(前年同期比+15.6%)で第3四半期として過去最高を記録したものの、投資等の増加により営業利益は75億円(同-9.8%)となりました。一方、固定資産の売却益により純利益55億円(同+2.3%)で増益となりました。


また、同社は2026年8月期の年間配当予想を修正し、従来予想の26円から28円に引き上げました。前期実績からは4円の増配となります。
2026年8月期の業績予想については変更なく、売上高820億円(前期比+18.2%)、純利益64~84億円(同+22.7%~60.6%)としています。

2.ウェザーニューズ(4825)【拡充】

ウェザーニューズは、民間向けの気象情報会社として世界最大級の企業です。
同社は2026年7月23日に株主優待制度の拡充を発表しました。


その内容は、対象株数の引き下げです。


同社は株主優待として、プロフェッショナル向け気象情報サービス「ウェザーニュースPro」の有料コンテンツ(参考金額:月額 税込680円)の半年無料利用券を提供しています。


現行では、200株以上の株主が対象となっていましたが、今回の変更により、100株以上を保有する株主も優待制度の対象となりました。
権利確定月は現行の5月と11月の年2回から変更はありません。


詳しくは同社WEBサイト等をご確認ください。


本制度は2026年11月末を基準日とする株主優待から適用されます。
したがって、優待を受け取るためには2026年11月の権利付最終売買日である11月26日までに100株以上を保有する必要があります。


同社は7月9日に2026年5月期(2025年6月~2026年5月)の連結決算を発表しました。
売上高は244億円(前期比+4.1%)、純利益38億円(同+22.2%)と増収増益でした。
17期連続で過去最高の売上高を更新しています。気象情報アプリ「ウェザーニュース」のユーザー数増加や、AI活用による運営効率化が寄与しました。


また、決算発表と同時に、2027年5月期の通期業績予想を発表し、売上高258億円(前期比+5.4%)、純利益38億円(同+1.1%)としました。18期連続の増収を見込んでいます。


また、「中期Vision2026」も発表しており、目標は最終年度の2029年5月期までに売上高成長率YoY10%以上、売上高総利益率60%以上、2027年5月期~2029年5月期における普通配当の3ヵ年連続増配としています。









  • ※優待獲得に必要な最低投資金額は2026年8月19日終値と優待を獲得するための最低購入株数をかけた金額です。
  • ※掲載している画像はイメージ写真であり、実際の株主優待とは異なる場合があります。また、株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のWEBサイト等をご確認ください。

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