歩み値特集

リアルな取引データで市場の動きを細かく把握。大口注文や需給変化を見抜き、勝率アップに役立つ必見ノウハウを紹介!



その1  歩み値とは?

歩み値とは、取引時間である朝9時から午後3時30分までの「取引が成立した履歴(約定の履歴)」のことをいいます。
具体的には、「いつ・いくらで・どれくらい買った/売った」という売買一つ一つの記録を時系列で見られるようにしたものです。
なお、当社で歩み値を見ることができる取引ツールは、NEOTRADER(PCダウンロード版、スマートフォン版)の2つです。

その2  歩み値はどう使う?

歩み値を活用することで、以下のような分析や判断が可能です。

★サポートライン(支持線):価格の下落圧力が弱まる価格帯です。出来高や注文件数が増加した価格帯では、同じような状況が発生する可能性が高いと予測して、注文が成立しづらいサポートラインの少し上の価格で先行して注文を成立させるといった戦略が考えられます。
★レジスタンスライン(抵抗線):価格の上昇圧力が弱まる価格帯です。出来高や注文件数が増加した価格帯では、同じような状況が発生する可能性が高いと予測して、注文が成立しづらいレジスタンスラインの少し下の価格で先行して注文を成立させるといった戦略が考えられます。
これらは、チャートと組み合わせることでより高度な投資判断が可能です。

その3  歩み値の分析ポイント

その4  実践的な活用例

その5  歩み値の画面の見方

歩み値とは何かを理解しても画面の見方がわからないと取引に活かせませんので、実際の当社画面を用いて解説していきます。

歩み値の画面の見方
歩み値の画面の見方

(図A-1)NEOTRADER(PCダウンロード版)の仕様
左から「時間、約定値、出来高、累計」の順に並んでいます。

時間・・・取引が成立した時間
約定値・・実際に売買が成立した価格
出来高・・取引が成立した株式数
累計・・・取引が成立した出来高の合計
※赤文字=上昇、青文字=下落、白文字=変動なし
※全画面カラー設定のカラー選択「Black」を記載。その他カラー選択時は配色が異なります。

(図A-2)NEOTRADER(スマートフォン版)の仕様
左から「時刻、約定値、出来数量、前回比」の順に並んでいます。

時刻・・・・取引が成立した時刻
約定値・・・売買が成立した価格
出来数量・・取引が成立した株式数
前回比・・・前回の約定値からの変化

1・・・・前回約定値から1円上昇
1・・・・前回約定値から1円下落
 0・・・・前回約定値と変わらず

その6  当社の機能

■フィルター機能 歩み値は当日中のすべての取引の記録がわかるメリットがある反面、情報量が多すぎることがデメリットにもなります。そのため、特定の条件に合致したものだけを抽出する機能を搭載しております。
約定値および出来高(出来数量)は「以上、以下、同等」※から選択可能です。
※「以下、同等」はスマートフォンのみのフィルタ機能になります。
※PCダウンロード版は、画面サイズに応じて縦幅の長さ調整が可能です。
(図B)出来高フィルタ設定中画面
(図C-1)約定値フィルタ設定中画面
(図C-2)出来数量フィルタ設定中画面

歩み値の画面の見方
歩み値の画面の見方
歩み値の画面の見方

なお、歩み値を参考にそのまま発注できるように注文選択ボタンを設置しておりますので、値動きに合わせて対応することも可能です。(図D)

歩み値の画面の見方
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株式投資等は株価等の変動により、投資元本を割り込むおそれがあります。

現物株式の取引手数料は各商品・各コースにより異なりますが、1注文ごとの手数料体系で50円から最大880円、1日約定代金合計額で変わる手数料体系では、100万円以下で無料、100万円超~150万円以下で880円、150万円超~200万円以下で1,100円、200万円超~300万円以下で1,540円、以降100万円単位超過ごとに295円ずつ加算され、上限はございません(いずれも税込表示)。

ただし、強制決済の場合には約定代金×1.32%の手数料(最低手数料2,200円)が適用されます(いずれも税込表示)。

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