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このページでは、これまで発注板を利用したことがない投資家でも板取引の基礎から学べる内容を解説しています。発注板の仕組みを理解することで、より戦略的かつ機動的な取引が可能になります。
※本コンテンツ内で表示されている銘柄は説明のための例示です。取引を推奨するものではありません。
板の基本を解説
板での取引のメリットはリアルタイムに変化する気配状況を見ながら注文を出すことができる点にあります。
気配表示は現在値を基準として売り/買い上下10本、指値注文が出ている気配が表示されるのが一般的です。
発注板の仕様を理解することで、注文が成立する可能性を高めることができます。また、成行注文や指値注文の発注方法を理解しておくことで、想定しない価格での約定を防ぐことができます。
※2015年9月以前は8本でしたが、東証のシステム刷新により上下気配10本表示へと変化いたしました。
参考図1:スマートフォンは表示領域が限定されるため、デフォルトの気配表示本数は上下5本に設定されています。
発注板での注文方法を簡単にご案内いたしましょう。
例えば、「6,864円で現物株式の買い注文を100株出したい」場合は、参考図1の状況であれば6,864円の右側に位置する600と表示されている部分を2回タップします。
※600は市場に6,864円で600株の買い注文が発注されていることを意味します。
逆に、売りたい場合は左側の任意の売り気配エリアを2回タップします。
指値ではなく、成行(なりゆき)で取引したい場合は板の中心上部にあるOVERと全呼値OFFの間にある「成行」行を同じく2回タップします。
全呼値ON/OFF設定
板の中心には呼値(よびね)と呼ばれる情報が並んでいます。呼値とは、取引所で提示される注文値段のことで、価格帯によって呼値の幅が変化します。銘柄によっては小数点の場合もあります。
発注板からの注文をされる前に把握しておきたい、画面の設定や発注した注文の約定ルールについて整理しておきましょう。
参考図2:全呼値OFF状態
売り気配エリアに注文が等間隔で並んでいるように見えますが、一部の呼値には市場で注文が出ていないため、表示されていません。
既に出ている注文に自身の注文を出しても時間優先の原則からすぐには約定(やくじょう)しません。既に発注されている数量の売買が成立してからようやく自身の注文の約定順番が回ってくることになります。
そんな時に役立つのが全呼値ONに変更することです。変更方法は簡単で、「全呼値OFF」のエリアを1回タップするだけで完了します。
参考図3:全呼値ON状態
全呼値OFFの時は売り注文が等間隔で並んでいましたが、全呼値ONにすると空白のエリアが表示されます。(参考図3)
この状態であれば、価格優先の原則から6,785円から6,789円の間で売りに出すことで6,790円に出ている1,700株の売り注文よりも優先して約定することが期待できます。
参考図2:全呼値OFF状態
売り気配エリアに注文が等間隔で並んでいるように見えますが、一部の呼値には市場で注文が出ていないため、表示されていません。
既に出ている注文に自身の注文を出しても時間優先の原則からすぐには約定(やくじょう)しません。既に発注されている数量の売買が成立してからようやく自身の注文の約定順番が回ってくることになります。
そんな時に役立つのが全呼値ONに変更することです。変更方法は簡単で、「全呼値OFF」のエリアを1回タップするだけで完了します。
参考図3:全呼値ON状態
全呼値OFFの時は売り注文が等間隔で並んでいましたが、全呼値ONにすると空白のエリアが表示されます。(参考図3)
この状態であれば、価格優先の原則から6,785円から6,789円の間で売りに出すことで6,790円に出ている1,700株の売り注文よりも優先して約定することが期待できます。
まとめ
- 板で注文する場合、買い気配エリアまたは売り気配エリアを2回タップする
- 成行注文を出す場合、「成行」行をタップする
- 状況に応じて、全呼値ON/OFFを切り替えて注文する