CFD取引を始める前に読んでおきたい3つのコト|CFD|SBIネオトレード証券

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CFD取引を始める前に読んでおきたい
3つのコト

CFD取引の魅力とは?

CFD取引は、日経225先物取引のように取引所に上場している商品を売買する取引所取引では無く、証券会社等との相対取引になります。

CFDの仕組み

CFD取引は取引所取引と異なり、個別株や株価指数、商品先物などを同一口座内で取引できるのが大きな魅力の一つです。

通常、外国株や、外国の株価指数などを取引するためには、それぞれ専用の口座を開設する必要があるほか、投資資金もそれぞれの口座で管理することになりますが、CFDでは複数の対象資産への投資を単一口座で管理ができます。

例えば、SBIネオトレード証券では、日本225や米国株指数(米国30、米国100、米国500)、米国の個別株(APPLE、TESLAなど27銘柄)にCFD口座で投資できますので、単一口座内で日本株と米国株のアセットアロケーションを容易に実現することが可能です。

アセットアロケーション

注文種類が豊富で戦略性が高い

日経225先物取引は国内株と同様の板寄せ方式で価格が決まる為、他の投資家が発注した注文の合計が板画面に表示されます。一方、CFD取引は相対取引の為、他の投資家の注文などは表示されず、リアルタイムの買値(Ask)レートと売値(Bid)レートが表示される2way方式で取引されます。

画像例

そのため、日経225先物取引をメインに取引されていた投資家にとっては、売買をしづらい印象を持つかもしれませんが、ネオトレードCFDでは、日経225先物取引で実装されていない便利な注文ができるようになっており、戦略的な取引を実現することができます。



(戦略例1)雇用統計発表後の価格急変リスクを避けて直前に注文を取り消す

⇒注文の有効期限を時間で指定する。
米国の雇用統計が10/6の21:30に発表される予定。値動きが激しくなると想定外の価格で約定する可能性が高くなるので発表前に注文を取り消したい。
注文指定の際に、10/6の21:25を期限に指定し、対策を行った。



(戦略例2)急な変動に備えて、期限を設けずに決済注文を入れる

(戦略例3)トレンド抜けでポジションを仕込みたいので、買い注文を期限なしで入れておく

⇒注文の有効期限を無期限に設定する。
日時指定以外に、注文期限を無期限に設定しておくことができる。
長期的な視野を踏まえて注文を出しておくことも可能。



(戦略例4)現状利益がでているので、トレンドが反転したら、ポジションを早めに手仕舞う

⇒トレール注文を活用する。
リアルタイムの価格変動に応じてシステムが自動的に注文価格を訂正する逆指値注文のことをトレール注文と言う。
買い建玉の決済注文で利用した場合、上昇局面では市場価格の上昇に逆指値価格が追従するが、トレンドが変わり反落した際に、予め設定しておいたトレール幅以上に価格が下落するとポジションが決済される。



(戦略例5)トレンドが反転したタイミングでドテン注文を入れる

⇒FIFO注文を指定して注文する。
FIFO注文は、ストリーミング(成行)注文のオプションとして設定できる。
FIFOを設定して注文を出すと、反対ポジションを保有している場合新規注文されず、保有している古い反対ポジションから順に決済される。

ポジション数を上回るFIFO注文がされた場合は、保有しているすべての反対ポジションが決済処理され、 余った枚数分は新規注文される。
これを「ドテン注文」と言う。通常はポジション決済と新規注文を行う必要があるが、トレンドの反転時に迅速に対応することができる。


最低数量あたりの必要証拠金が低い

また、取引に必要な最低数量あたりの必要証拠金も、日本225が3,000円強、米国500で6,000~7,000円、米国100で20,000円強、米国30で50,000円強(2023年9月8日現在)と、日経225先物(ラージで170万円、ミニで17万円前後)に比べて低く、米国個別株でも数百円~数万円で取引を行うことができます。
当社のCFD証拠金ページはこちら

また、口座維持率が取引ツールの画面上に常に表示されているので、リスク管理もしやすい仕様となっております(スマホアプリではホーム画面に証拠金維持率として表示)。



【参考】日経225先物取引との相違点

その他、CFD取引では日経225先物取引と異なる点があります。

取引コスト

CFD 日経225先物
手数料なし ※ロスカット手数料あり
※別途、金利・権利調整額の受払が発生します
スプレッド差が実質コスト
手数料あり

ロスカット制度

CFD 日経225先物
証拠金維持率100%を下回ると自動決済
※150%、120%でアラート通知あり
なし。逆指値等を設定していないと損失が急拡大するおそれあり

取引可能時間

CFD 日経225先物
米国の上場商品を原資産としている為、米国の祝日は取引不可。 日本の祝日は米国市場が空いているので取引可能 祝日取引も解禁されたが、証券会社によっては対応していない会社もあり。
CFD取引の詳細はこちら

CFD取引に関するリスク及び手数料等について

  • CFD取引は、その取引金額がお客様の差し入れるべき証拠金の額に比して大きいため、大きなレバレッジ効果を得られる反面、多大な損失を生じるおそれがあり、かつ、相場状況によっては、その損失の額が取引金額を上回ることがあります。
  • CFD取引は、原資産である国内外の株価指数・株式、およびその他指数等の価格の変動、為替レートの変動、または金利調整額、権利調整額の支払により損失が生ずるおそれがあり、かつ、その損失の額が差し入れた証拠金の額を上回ることがあります。
  • CFD取引の必要証拠金額は、指数CFDは各建玉の対価の額の10%、個別株CFDは20%に相当する円価格です。(必要保証金の額の5倍~10倍のお取引が可能です。)必要証拠金の計算にはその時点のCFDの価格、及び原資産が外貨で取引されているCFDの場合にはその時点の為替レートが用いられるため一定ではありません。なお、為替レートは当社指定のレートを用います。
  • 取引価格には、売値と買値に価格差(スプレッド)があり、スプレッドは相場急変時等に拡大する場合があります。
  • CFD取引においては、ロスカットルールを導入していますが、相場状況の変動等により、ロスカット価格がロスカット基準適用時の価格から大きく乖離し、想定を上回る損失が生じるおそれがあり、かつ、相場状況によっては、その損失の額が差し入れた証拠金の額を上回ることがあります。
  • CFD取引の取引手数料は無料です。ただし、ロスカットにより建玉が決済される際は、指数CFD取引は最小単位毎110円(税込)、個別株CFD取引は最小単位毎55円(税込)のロスカット手数料をお支払いいただきます。取引手数料以外に金利調整額、権利調整額の受払いが発生する場合があります。その他、手数料等の取扱いにつきましては「CFD取引の手数料・諸費用等」をご確認ください。
  • お取引の際は、契約締結前交付書面およびSBIネオトレード証券WEBサイトの当該商品ページ等をご覧いただき、内容を十分にご理解の上、ご自身の判断と責任においてお取引ください。

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