値幅指定注文とは?
IFD注文、IFDO注文等で、親注文の約定価格から○○円といった値幅を指定して反対売買を行える注文方法です。上下の値幅はそれぞれに設定ができるため、例えば、寄付きは成行で購入して、50円上がったら利益確定、30円下がったら手仕舞いといった、規則性を持った取引を実現できます。
どんな時に使うの?
寄付きまで始値が分からないため、返済の指値や逆指値をいくらに設定したらいいのか決められない。
そんなときは、買えた金額を基準に値幅を指定した売りが発注できる「値幅指定注文」が便利です。
例えば、
成行で発注して1000円で買えたとします。
同時に値幅指定注文で、「50円値上がりしたら利益確定をしたい」もしくは「30円値下がりしたら損切をしたい」と売却の注文を入れることができます。
NEOTRADE Wでの注文方法は以下のとおりです。
注文の仕方
具体例に沿って操作の説明を行います。【例:現物株のIFDO注文で値幅指定】
1.NEOTRADE Wにログインする
トップページから「株式ログイン」をクリックしページを移動、ログインIDとパスワードを入力し「ログイン」をクリックしてNEOTRADE Wにログインする。
2.左メニューにある現物取引をクリックする
左のメニューにある「現物取引」をクリックします。
3.左メニューにある買付注文をクリックする
左のメニューにある「買付注文」をクリックします。
4.IFDO注文をクリックする
「IFDO注文」をクリックします。
5.銘柄コードを入力する
銘柄コードを入力し、「時価更新」をクリックします。
銘柄コードが不明な場合は「銘柄検索はこちら」から調べることができます。
6.口座の種別を選択する
特定口座または一般口座を選択します。
7.注文株数を入力する
買付したい株数を入力します。
8.9.親注文(IF側)を設定します。
親注文では、「通常注文」か「逆指値注文」のいずれかを設定します。
10.売却1(通常注文)を設定する
「指値」か「不成」かを選択します。
値幅指定にチェックを入れます。
約定価格に対して何円上で指値注文を出すか設定します。
利益確定の設定です
11.売却2(逆指値注文)
約定価格に対して何円下で成行注文を出すか設定します。
値幅指定注文では逆指値条件達成後の執行条件は成行のみとなります。
損失限定の設定です
12.注文期限を選びます
注文の有効期限を選びます。
期間指定のラジオボタンを選択後、隣の白枠をクリックするとカレンダーが表示されます。発注日から30営業日先までを選択できます。
決算銘柄や権利付銘柄などに該当する場合は、権利付最終日の大引け時点で繰越処理が行われず失効となります。
13.注文確認へをクリックする
内容に問題がなければ「注文確認へ」ボタンをクリックします。
「利益確定」と「損失限定」それぞれの設定を個別に設定します。
14.発注内容を確認する
発注内容に間違いがないか確認します。
15.取引パスワードを入力する
初回ログインの際に設定した取引パスワードを入力します。
16.注文するをクリックする
注文するボタンをクリックします。
17.注文状態を確認する
発注が完了しました。
18.注文約定照会/訂正取り消し一覧画面へをクリックする
「注文約定照会/訂正取り消し一覧画面へ」をクリックすると注文照会画面へ移動します。
19.注文照会画面で内容を確認する
注文履歴に先程の注文が表示されているのを確認します。