金利調整額
金利調整額とは、CFDのポジションを保持したまま翌営業日以降に持ち越した場合に付与または差し引かれる調整額のことです。
金利調整額の反映処理について | ポジションを決済せずに持ち越した場合、金利は即座にCFD口座の証拠金への受払いは行われず、建玉の累積金利調整額として蓄積されます。 決済を行うと「未決済金利調整額損益」⇒「未受渡各種調整損益」⇒「預託証拠金残高」の順でステータスが更新され、決済の翌々営業日に証拠金として受払が行われます。金利調整額は、当社がカバー取引を行う際に発生する金利および貸株料に銀行間金利を加味して決定いたします。口座照会で確認 |
反映タイミング | 取引終了後のメンテナンス終了時に反映されます。
例:3/2の15時に新規発注を行い、当営業日のクローズまで決済せず保持し続けた。 ⇒ 3/2 取引終了のメンテナンス終了時(東京時間の3/3早朝)に反映されます。 |
▶【例】2022年6月~7月にポジションを保有していた場合【7/4日(月):米国祝日、7/18(月):日本祝日で算出】
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通常のケース
7/12(火)から7/13(水)に繰越した場合
・7/12(火)ポジションの受渡日:7/14(木)
・7/13(水)ポジションの受渡日:7/15(金)
・7/14(木)~7/15(金)の1日分の金利調整額が発生 -
土日をはさむケース
7/6(水)から7/7(木)に繰越した場合
・7/6(水)ポジションの受渡日:7/8(金)
・7/7(木)ポジションの受渡日:7/11(月)
・7/8(金)~7/11(月)の3日分の金利調整額が発生 -
米国の祝日を挟むケース
6/29(水)から6/30(木)に繰越した場合
・6/29(水)ポジションの受渡日:7/1(金)
・6/30(木)ポジションの受渡日:7/5(火)【7/4は米国の祝日】
・7/1(金)~7/5(火)の4日分の金利調整額が発生(米国祝日により1日分追加) -
日本の祝日を挟むケース
7/13(水)から7/14(木)に繰越した場合
・7/13(水)ポジションの受渡日:7/15(金)
・7/14(木)ポジションの受渡日:7/18(月)【日本は祝日】
・7/15(金)~7/18(月)の3日分の金利調整額が発生(上記の土日をはさむケースと同じ)
銘柄別の金利調整額を確認する
1. ネオトレードCFDにログインし、左メニューの 「レート/チャート」 ⇒ 「レート一覧」をクリックします。
2. 参照したい銘柄右のⓘをクリックします。
3. 銘柄詳細より「金利調整額」をご確認いただけます。
- 「金利調整額」の付与単位は「1」で固定されておりますのでご注意ください。
- 米国30、米国100、米国500の取引単位は0.1ですので、金利調整額は表示されている「1」の金額の10分の1が金利調整額となり、小数点以下の金額も、日々累積して算出されます。
- 各銘柄の全建玉を決済した際に算出された金利調整額は、小数点以下切り捨てで受払いされます。
- 建玉の一部を決済した場合に、決済済みの建玉分で算出された金利調整額が小数点以下だった場合は、小数点以下は未決済建玉の累積金利調整額として継続管理されます。
建玉ごとの金利調整額の見方
1. ネオトレードCFDにログインし、左メニューの 「照会」 ⇒ 「建玉サマリ照会」をクリックします。
2. 各建玉の調整額合計をご確認いただけます。
合計金利調整額を確認する
1. 左メニューより「口座照会」を選択します。
2. 各項目よりご確認ください。
- ①「未決済調整額合計」:未決済の累積金利調整額を表示します。
- ②「未受渡各種調整損益」:決済約定後、受渡し未完了の金利調整額を表示します。
- ③「預託証拠金残高」:決済受渡しが完了した金利調整額が加減算されます。