SBIグループの一員である株式会社SBIネオトレード証券(以下、当社)では、SBIグループが掲げる「顧客中心主義」のもと、「お客様本位の業務運営に関する基本方針」に基づき、取り組みを行っております。
当社が行っている主な取り組みの内容は、以下となります。
「お客様本位の業務運営に関する基本方針」の詳細はこちらをご覧下さい。
1お客様に向けた最高水準の取引環境とわかりやすい情報の提供
当社では、お客様にとって最高水準の取引環境を提供することを目指しております。
取引手数料は、お客様の最善の利益に資するものとなるよう、業界最安水準での提供を行っております。株の現物取引は「定額プラン(1日の約定代金合計額に応じた手数料体系)」において、1日の約定代金合計額が100万円以下の場合は、取引手数料を無料としております。株の信用取引は全銘柄の取引手数料を無料とし、長期のお取引をお考えのお客様にとって負担となる信用取引の買方金利・貸株料についても業界最安水準で提供を行っております。他の証券会社から当社へ株式移管をされる際にご負担された移管手数料をキャッシュバックするプログラムの常設化など、お客様のご要望に応じた取り組みを通じて、お取引いただきやすい環境の提供に努めております。
なお、当社で取扱いのある商品に係る取引手数料を網羅的にご確認いただけるよう、各プランの計算方法や金利計算の例をFAQに追加し、理解度を深めていただけるよう努めております。ホームページ上で、「手数料・諸経費を一覧でご確認いただけるページ」および「他社との金利比較を分かりやすく金利計算の例を交えてご案内したページ」を公開しておりますので、ご参照ください。
▶「手数料一覧」はこちら
▶「他社との金利比較」はこちら
2024年11月より、投資初心者から上級者まで、取引の際にお役立ていただけるよう、取引に関する基礎知識や取引ツールの活用方法などをYouTubeでのLiveセミナーで定期的に配信し、どなたでも参加可能な学びの場を提供しています。
当社ホームページは、お客様の探したい情報を簡単に見つけて頂けるようなつくりを目指し、シンプルかつ見やすい構成を心掛けております。お客様がお取引の判断を行う際に重要となる情報のわかりやすい提供を行うこと以外にも、お電話でのお問合せが難しいお客様向けにご用意をしております「よくあるご質問」の継続的な強化・改修(2024年度実績:新規追加62件、改修:317件)なども実施しており、お客様に安心してお取引いただけるような環境づくりに努めております。
2幅広いお客様のニーズに合わせた、利便性が高く使いやすいツールの提供
当社では、幅広いお客様のニーズに合わせ、利便性が高く、使いやすいツールの提供を行っております。
2023年10月にリリースをした「NEOTRADER(PCダウンロード版、スマートフォンアプリ版)」は、お客様からお寄せいただいたご意見を基にシステム改善を行っています。具体的には、2025年3月末までに新機能の追加や、機能改修を9回実施しております。
2021年にリリースしたカブ板®も、2024年度中に4回のシステム改修を行っております。
2024年3月には、証券ツールにAPI連携をしたExcelのアドイン機能を利用して、株価等のデータ取引や発注等を可能にする「ネオトレAPI for Excel」をリリースし、同年7月には、発注機能の追加を実施しております。また、初めてご利用される方でも始めやすいようにサンプルシートを拡充しており、Webセミナー等でも利用方法等について解説を行う等のフォロー体制を強化しております。
2025年3月には、大引け指定注文機能を全ての取引ツールに追加いたしました。従来は前場引け後にしか注文が出来なかった大引け指定の注文が、前営業日から発注をいただけるようになり、日中に相場を監視できない投資家の方にも、投資機会が増えるものと考えております。
なお、リリース内容および今後の改修予定は、ホームページ上でご確認いただけるようにしております。
その他、初めてご利用をいただく方が、ご自身ですぐに疑問を解決いただけるように、操作マニュアルの継続的な見直し・強化を図ることはもちろん、画像と説明だけではご理解いただくことが難しい機能などは動画での説明を増やすなど、ご利用される投資家目線でのサービス提供に努めております。
今後も、お客様からのフィードバックを重視し、すべてのお客様にとってお取引頂きやすいようなツールの提供や機能拡充による利便性向上により、ストレスなくお取引頂けるような環境づくりを目指してまいります。
3お客様が求める多様な取引商品ニーズへの対応
当社では、お客様が求める取引商品ニーズにお応えできるよう、取扱商品の拡充に努めております。
2024年の新NISA開始に合わせ、インデックス型の投資信託へのご要望をお寄せいただくことが多くなったことを受け、2023年9月にSBIアセットマネジメントのインデックス型投資信託を4本、2023年11月に三菱UFJアセットマネジメントのインデックス型投資信託eMAXIS Slimシリーズを13本追加いたしました。2024年6月には、多様なテーマへ投資していただけるよう、三菱UFJアセットマネジメントの急成長中のITセキュリティをテーマとした投資信託や、純金上場投信を主要投資対象とする投資信託などを5本、2024年8月に新たにSBI岡三アセットマネジメントのAIやロボアドバイザーによる相場予想を行う投資信託など3本を追加する等、アセットクラスの種類やテーマ性を持ったラインナップの拡張を行いました。
また、リスクを許容して高いリターンを期待する投資信託のラインナップ強化のご意見を取り入れて、SBIアセットマネジメントおよび三菱UFJアセットマネジメントの新興国を対象にした投資信託や日本株のブルベア投資信託を2024年11月に7本追加したほか、新たに大和アセットマネジメントの米国株関連のレバレッジ型投資信託を5本追加しております。
お客様がご自身の投資スタイルやリスク許容度に合った商品を選びやすくし、戦略的な投資を実現できる選択肢を広げられるよう、投資信託の種類を拡充いたしました。
当社の商品ラインナップがどういったお客様への販売を目的としているかについて、重要情報シートに掲載しております。
▶重要情報シートはこちら
今後も、取り扱い商品の拡充を通じて、お客様へ幅広い投資の選択肢を提供できるよう努めてまいります。
4お客様本位のサービス実現のための体制づくり
当社は、「お客様本位の業務運営に関する基本方針」に基づき、お客様本位のサービス提供に努め、その実現のための体制づくりを行っております。
当社では、公表している「お客様本位の業務運営に関する基本方針」を従業員が日々意識できるよう、執務室や社内のネットワークに設置している掲示板に掲載しています。また、お客様の取引状況に応じた報酬・業績評価体系は採用しておりません。
従業員の理解を深める取り組みとして、全従業員を対象とした定期的なコンプライアンス研修を実施しており、また各部署においても必要に応じて適宜研修等を実施しております。このような研修等を通じて、SBIグループの行動規範・倫理コード等の職業倫理・お客様の利益保護のための利益相反管理・苦情に関するケーススタディーなど、お客様本位のサービス実現に必要な概念を学んでいます。制度改正や新サービスの開始に際しては、お客様に対し適切な対応を行うために必要な社内規程、マニュアル等を整備するとともに、社内研修等を通じた知識の向上等により、従業員のひとりひとりがお客様の利益最大化を意識した対応を行えるような体制づくりに努めております。
利益相反管理の具体的取り組みとして、利益相反管理統括部署を設置し、利益相反取引を特定するための対象取引を類型化しています。この対象取引に該当する場合、社内規程に則って利益相反取引に該当するか否か、を適切に検証しています。2023年と2024年にSBIグループが組成する投資信託(SBIアセットマネジメントの投資信託14本、SBI岡三アセットマネジメントの投資信託3本)の取扱いを追加しておりますが、その際も、社内規程に則って利益相反の該当性を適切に検証しています。
これらの取り組みを通して、全従業員がプロフェッショナルとして高い倫理観や「顧客中心主義」の意識を持ち、お客様に寄り添ったサービスを提供できる証券会社を目指して邁進してまいります。
2025年4月28日