大引不成注文

大引不成注文は場中は指値で、前場未約定なら後場も指値として継続、後場未約定なら大引けで成行に訂正される注文

大引不成(おおびけふなり)注文

場中は指値注文で、前場未約定なら後場も指値注文として継続、後場のザラ場で未約定なら大引けで成行注文に自動的に切り替わるという執行条件を付した指値注文です。
(成行注文の詳細はこちら) (指値注文の詳細はこちら)
前営業日の16:30以降、翌営業日の注文が予約できます。
発注時は制限値幅の上限金額×購入株数(成行相当額)の資金が必要です。

買い指値注文例

大引不成注文を使う場合の一例

大引

今週末は米国の雇用統計が控えているが、市場予想がばらついており、米国株の急落で週明けに日本株も暴落する恐れがある。
ポジションを一旦整理しておきたいが、ある程度利益確保をしたいターゲット価格があるので、ザラバ中は指値を発注しておきたい。
場間で引成に注文を訂正するのは手間なので、大引不成注文を使用する。

注意事項

  • 価格変動の大きい銘柄や出来高の少ない銘柄で成行注文を発注した場合、予想していた注文価格と大きく離れた価格で取引が成立する場合があります。
  • 寄付き、引けでは、買い注文と売り注文の入札状況を基に、注文が成立する価格を一本化します。そのため、寄付き、引けでは取引が成立しない場合があります。
  • 市場で指値価格に達したとしても、注文は成行優先・時間優先の順で約定処理がされるため、必ずしもお客様のご注文が約定するとは限りません。また、発注数量の全数量ではなく、一部数量のみ約定する場合もございますので、ご留意ください。
  • 買い注文で指値価格を現在価格より高い価格に設定した場合、現在価格が既に指値価格より安い価格をつけているため、発注後、すぐに現在値近辺で取引が成立します。同様に、売り注文で現在価格より安い指値価格を設定した場合、現在価格が既に指値価格より高い価格をつけているため、発注後、すぐに現在値近辺で注文が成立します。
  • 大引不成の注文が場間で訂正エラーとなった場合、不成へ訂正がなされず指値が継続します。
  • 特別約定またはザラ場引け時は注文が失効する場合があります。

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