成行注文
成行注文は、価格を指定せず、取引の成立を最優先に考える注文方法です。
・買い注文を発注した場合は、最も低い価格の売り指値注文と取引が成立します。
・売り注文を発注した場合は、最も高い価格の買い指値注文と取引が成立します。

成行注文を使う場合の一例
- 株価が上昇中で、さらに株価が上がると予想。今の価格周辺で買っておき、上昇に備えたい。⇒ 買い成行注文
- 株価が下落中で、さらに株価が下がると予想。今の価格周辺で損切りをしておきたい。⇒ 売り成行注文
- 株価が天井圏に近づいていると予想。現在の価格周辺で一旦利益を確保しておきたい。⇒ 売り成行注文
注意事項
- 価格変動の大きい銘柄や出来高の少ない銘柄で成行注文を発注した場合、予想していた注文価格と大きく離れた価格で取引が成立する場合があります。
- 寄付き、引けでは、買い注文と売り注文の入札状況を基に、注文が成立する価格を一本化します。そのため、寄付き、引けでは、上記の条件で取引が成立しない場合があります。
- 取引所では、銘柄毎に一日の値動きの幅(制限値幅)が決められております。成行買い注文を発注する場合は、制限値幅の上限金額に購入株数を掛けた資金と、手数料等の諸経費分の取引余力が無いと発注ができません。
国内株式信用取引のお取引に関するリスク及び手数料等について
信用取引は委託保証金の約3倍までのお取引ができるため、株価等の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれがあります。
信用取引の取引手数料は無料ですが、買方金利、貸株料、品貸料(逆日歩)、信用取引管理料、信用取引名義書換料等の諸経費が必要です。
また、信用取引の委託保証金は売買代金の30%以上かつ30万円以上の額が必要です。
実際のお取引に際しては、契約締結前交付書面および当社ホームページ等をよくお読みになり、お取引の仕組み、ルール等を十分ご理解の上、お客様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。