クロージング・オークション
2024年11月5日から、午後立会の売買立会終了時の売買において、クロージング・オークションが導入されます。
15:25~15:30までの5分間をプレ・クロージングとし、板寄せで終値が決定されます。
プレクロージング開始時
- 引け条件注文及び不成注文(ザラバで指値注文が約定しなかった場合の引け成行注文)の板登録が行われます。
- 引け条件付空売り指値注文の価格規制チェックが実施されます。
プレクロージング中(15:25~15:30)
- 板情報が配信されます。
- プレクロージング中は、売買は成立しません。
- 新規の発注や既存注文の変更・取消が可能です(執行条件の変更はできません)。
- プレ・クロージング中に板登録された注文は、同時に発生されたものとして取扱われます。
※プレ・クロージング開始時に板登録された引け条件付き注文及び不成注文を含みます
立会終了時(板寄せ実施)
- 売買成立可能値幅は、直前約定値段等から更新値幅の2倍です。
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売買成立可能値幅内で板寄せ要件が充足されない場合でも、大引け時の更新値幅の上限(下限)値段において、買い注文の累計数量(大引け時の更新値幅の上限(下限)値段及びそれより優先する値段の注文の合計数量)及び売り注文の累計数量がそれぞれ1単位以上存在する場合は、大引け時の更新値幅の上限(下限)値段で売買が成立します。対象となる注文は「①売買成立可能値幅の上限(下限)値段に発注された注文」および「②当該値段に優先する値段に発注された注文」です。
例:ザラバでの最終値段が500円だった場合
約定の優先順位は以下の通りです。
①後場始値決定前の注文(同時呼値)
②後場ザラバ中の注文(時間優先)
③引け注文・不成注文、プレ・クロージング中の注文(同時呼値。ただし①の同時呼値とは区別)
※同時呼値=取引参加者毎に名寄せし、約定数量が決定されます。