大引不成(おおびけふなり)注文
場中は指値注文で、前場未約定なら後場も指値注文として継続、後場のザラ場で未約定なら大引けで成行注文に自動的に切り替わるという執行条件を付した指値注文です。

大引不成注文を使う場合の一例
- 週末リスクを回避するためにポジションは持ち越したくないので金曜日中に約定させたい。
指値注文するが、約定しなかった場合は大引けで成行で約定させたい。
注意事項
- 大引不成の注文が場間で訂正エラーとなった場合、指値のまま注文が執行されます。
- 予約注文時間帯(16時30分~翌8時)および前場注文受付時間帯に発注する大引不成注文の余力拘束は成行と同等の金額(株数×値幅上限)となります。
- 市場で指値価格に達したとしても、注文は成行優先・時間優先の順で約定処理がされるため、必ずしもお客様のご注文が約定するとは限りません。また、発注数量の全数量ではなく、一部数量のみ約定する場合もございますので、ご留意ください。
- 買い注文で指値価格を現在価格より高い価格に設定した場合、現在価格が既に指値価格より安い価格をつけているため、発注後、すぐに現在値近辺で取引が成立します。同様に、売り注文で現在価格より安い指値価格を設定した場合、現在価格が既に指値価格より高い価格をつけているため、発注後、すぐに現在値近辺で注文が成立します。