立会外分売とは
「立会外分売」とは、主に新規株主を増やすことを目的として、証券取引所の立会外(通常取引時間帯以外の時間)に行われる現物株取引の一種です。 立会外分売では、上場会社が、大株主である銀行やオーナー経営者などの持ち株を小口に分けて、不特定多数に分売(売却)します。これにより、株式を一度にまとまった株数で売り出すことによる値下がりリスクを防ぎながら、個人株主の拡大や流動性の向上を図ることができます。
立会外分売のメリット
- 購入手数料無料(0円)!
- 立会外分売による買付は、通常の立会時間内の取引と種類が異なり、買付に係る手数料分は売出側が負担します。したがって、投資家には 買付時の取引手数料はかかりません。
※売却時には通常の取引手数料が発生します。
- 割引価格で購入できる!
- 立会外分売における1株あたりの購入価格(分売値段)は1本値となっており、通常、前営業日の終値から平均2%~3%ほど割安な価格が分売値段として設定されます。
実施中の立会外分売銘柄
現在実施中の銘柄はありません。
実施予定の立会外分売銘柄
- 現在実施予定の銘柄はありません。
過去に実施した立会外分売の履歴
過去に実施した立会外分売の履歴は以下リンク先でご確認いただけます。
お取扱から申込みまでの流れ
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実施予定の発表
立会外分売の実施予定は、通常、分売実施日の約2週間から1日前に、上場会社より公表されます。
・当社ホームページの【実施予定の立会外分売】にて、16:00~17:00に情報を更新いたします。 -
実施日・条件の発表
立会外分売の実施日および条件(分売値段等)は、実施日の前営業日夕方に確定し、公表されます。
・当社ホームページの【実施中の立会外分売】にて、16:00~17:00に情報を更新いたします。 -
注文受付開始
立会外分売の注文受付は、実施日前営業日17:00から実施日当日8:30までとなります。※システムメンテナンス時間(3:30~5:30)を除く。
NEOTRADE W(PCブラウザ版)の左メニュー「現物取引」>「立会外分売」を開き、対象銘柄の「買付」ボタンをクリックすると注文画面が表示されます。口座区分(特定・一般)、注文株数を設定し、注文を行います。
※NISAはご選択いただけません。
>立会外分売の買付方法はこちら
>立会外分売の買付方法(動画)はこちら
・注文時には、現物取引の買付可能額が分売による買付代金(分売値段×注文株数)を満たしている必要があります。
・申込数量限度(お一人様あたり)を超える株数の注文は受付できません。
・注文受付後の訂正はできません。一旦お取消いただいたうえで、改めてご注文ください。
・注文の取消は、実施日当日8:30まで可能です。
・受渡日は通常の取引と同様です。 -
分売実施と配分結果確認
証券取引所にて取引開始前(立会前)に立会外分売が実施されます。各証券会社への株数の割当てを受け、お客様のご注文の約定処理を行います(約定配分に関する配分ルールに従って配分いたします)。
配分の結果は、実施日の8:50以降にNEOTRADE W(PCブラウザ版)の左メニュー「現物取引」>「注文照会(現物)」をご確認ください。
・未約定(割当てなし)となった場合は、注文照会のステータスが「失効」に変わり、買付可能額に買付代金相当額が戻ります。
・売却注文は、保有株式一覧へ反映後から可能です(ご選択されている手数料プランに基づく取引手数料がかかります)。
【立会外分売の売買方法(NEOTRADE Wのみ)】
立会外分売の買付方法はこちら
立会外分売の売付方法はこちら(売却注文のページをご確認下さい)
- 割当結果は、分売実施日の8:50以降、NEOTRADE Wの「注文照会(現物)」をご確認ください。
- 割当が無かった場合:「失効」となります。
立会外分売の注意事項
- 立会外分売の詳細が発表される数日前より、立会外分売の予定の情報を上記の【立会外分売】画面で確認できます(ただし、予定が公表された場合のみ)。
- 立会外分売は、通常の株式買付方法とは一部異なりますのでご注意ください。
- 立会外分売は、需給など様々な要因に基づいて株価が変動しますので、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
- 買付価格は立会外分売実施前営業日の終値から数%相当額を減じた値段の範囲内で決定されますが、必ずしもディスカウントされるとは限りません。
- 申込み受付終了後の、注文【訂正】はできません。【取消】を行っていただいてから、再度お申込ください。
- システムメンテナンス時間(3:30~5:30)は立会外分売の注文受付ができません。
- 申込み株数が当社割当株数を上回る場合は、必ずしも割当てがあるとは限りません。
- 割当ての時間は銘柄によって異なります。約定結果の確定が遅れる場合があります。
- 立会外分売にはその他、信用リスク、流動性リスクなど、通常の株式売買と同様のリスクがあります。