NEOTRADER for PC パターンに合わせレイアウト例を紹介
最終更新日:2024年8月13日
証券取引ツールにおいて、ダウンロード版とブラウザ版の大きく異なる特徴の一つに、レイアウト配置の自由さが挙げられます。NEOTRADERでは各機能ウィンドウを自由に配置できるのほか、設定したレイアウトをボタン1つで簡単に切り替えられることが可能です。本コラムではパターンにあわせた配置の例を画像でご紹介いたします。

画面が4つあるのは何のため?と思われるかもしれませんが、例えれば、自分の前に、作業のために使える机が4台あり、自分の仕事道具を「どの机」に「どのように配置するか」考えられるということなのです。
このページで解説すること
画面レイアウト変更・保存方法

レイアウト例をご紹介する前に、まずは画面設定に関する基本機能についてご紹介します。
画面レイアウト「1」「2」「3」「4」
NEOTRADERの画面は、NEOTRADER画面の左上のボタンで4パターンを簡単に切り替えることができます。例えば、「レイアウト1は注文中心、レイアウト2は口座管理、レイアウト3はチャート分析、レイアウト4は自由にウィンドウを開いて使える枠」というように、用途別に切り替えてご使用いただくことができます。

レイアウトパターンの保存
「画面レイアウト」ボタンをクリックすると、レイアウトの保存が可能です。「レイアウト設定」にカーソルを合わせるとさらにメニューが表示されるので、「現在の画面レイアウトを保存」をクリックし、ウィンドウを開きます(❶)。

「画面レイアウト」ボタンをクリックすると、レイアウトの保存が可能です。「レイアウト設定」にカーソルを合わせるとさらにメニューが表示されます。「現在の画面レイアウトを保存」を選択すると、ウィンドウが開きます(❶)。新規に保存したい場合は、画面コードの「自動」を押し、画面名の入力欄にお好きなレイアウト名を入力して「保存」を押します。また、既にあるレイアウトに上書きしたい場合は、リストの画面名でダブルクリックすることで上書きができます。

画面コードとは?
NEOTRADERには、画面右上の入力フォームに規定のコードを打ち込むことでメニュー等を呼び出せるショートカット機能があります。同様に、上記の例では、レイアウト「保有銘柄とチャート」に「9802」が採番されているので、「9802」と入力するだけで「保有銘柄とチャート」で設定したレイアウト配置を呼び出すことができます。

また、保存したレイアウトは、エクスポート(❷)やインポート(❸)ができます。エクスポートファイルには、NEOTRADERに保存したレイアウト情報がすべて保存され、インポートを行った場合はレイアウトリストへデータが追加されます。

それでは、さっそくレイアウト紹介に入っていきましょう!
発注板が中心のレイアウト
発注板+チャート+保有銘柄
まずは、発注板もチャートもバランスよく配置したレイアウトを紹介いたします。登録銘柄を左に配置し、発注板、チャート、下に保有建玉と歩み値を配置しました。銘柄の切り替えは、登録銘柄や保有銘柄の銘柄をクリックしたまま、発注板やチャートに銘柄をドロップや、連携機能(銘柄連携機能の詳細はこちら)を使ってダブルクリックで複数銘柄を一度に切り替えることも可能です。チャートは、二枠ありますので異なる銘柄を配置したり、同じ銘柄の日足と分足を並べて比較することもできます。


スタンダードでバランスよく配置したタイプです。
発注板ALL+お気に入り銘柄+チャート×3
発注板ALLを中心に取引を行いたい場合は、お気に入り銘柄と発注板ALLを組み合わせることでスムーズな銘柄切替が可能になります。下段のスペースには、下の画像のように参考のためチャートを三つ配置したり、保有銘柄、また注文照会を配置するのもおすすめです。


より多くのデータを見るなら発注板ALLがオススメです!
発注板ALL+分析+2Way
発注板ALLと組み合わせて、株価一覧でお気に入り銘柄や保有銘柄を並べ指数状況や株価強度分析、また2WAY注文パネルを並べています。発注板ALLと株価一覧、株価強度分析、2WAY注文を銘柄連携しておくことで、株価一覧で銘柄をダブルクリックするだけで自動的に連携しているウィンドウの銘柄も自動で切り替わります。

ドテン注文
※発注板ALLでも可能
上の画像では、買建玉を700株持っている状態ですべて決済し、さらに新規で300株売り建玉を注文したいとします。
通常の注文では700株を決済後に300株新規注文する流れになりますが、2WAY注文では、注文株数に1,000株を入力して「売」パネルを押していただくと、700株の返済注文と、300株の新規売り注文が発注されます。この、相場が反転した際にポジションを1つの注文で入れ替える注文を「ドテン注文」と言います。発注板ALLにも2024年8月にドテン注文機能が追加されております。設定画面でドテン取引を有効にすることで可能になります。確認画面を有に設定していると、売り決済の確認画面と新規売り注文の確認画面が表示されます。
ミニ板×8+お気に入り銘柄
ミニ板を8つ並べて、お気に入り銘柄などを配置した例です。注文時の確認画面を省略設定することで、各銘柄の発注がセルをダブルクリックするだけで完了します。ミニ板を2つ減らして右に余白を作ったり、下段を減らして下に余白を作ったりなど、アレンジも可能です。


確認画面を省略すれば売買がダブルクリックだけで終わって、ストレスが少ないので短期売買に適していますね。
チャートが中心のレイアウト
チャート+ミニ板×2
チャートを左に大きく配置し、お気に入り銘柄を挟んだミニ板×2、信用建玉照会を並べたパターンです。ミニ板二つはお気に入り銘柄や保有建玉から銘柄をドラッグ&ドロップする導線を想定し真ん中に配置しています。チャートについては、チャート分割機能を使って縦二分割表示することもできますし、比較チャート機能を使うことで、縦に複数銘柄表示ができるうえ、縦幅の割合調節も行うことができます。


比較チャートは「主チャート内に表示」からチェックを外すと該当の銘柄が下のエリアに表示されます。
【比較チャート設定画面】

チャート+複合注文
チャートと注文ウィンドウを組み合わせたレイアウトです。下の画像ではチャートとIFDO注文、下段に注文照会や指数チャート(日経225、証券商先業)を表示しています。チャートウィンドウを右に置いているのは、右下の注文照会を信用建玉照会に切り替え、保有建玉から返済ボタンをクリックした際に、返済注文画面が左上に表示されるため、チャートと重ならないように配置しています。


チャートを読んで注文を出す人におすすめです。IFDO等の複雑な注文は、注文ウィンドウから発注が可能です。
マルチチャートビューア
マルチチャートビューアでは、お気に入り銘柄や保有銘柄等を一覧でチャート表示できるので、レイアウトウィンドウのうちの一つは、マルチチャートビューアを画面いっぱいに広げて、保有銘柄状況を一覧で確認する用にしておくのも一つの手です。

お役立ち機能ご紹介
おまけ:他ツールのお気に入り銘柄を移行するには

他ツールからのお気に入り銘柄を登録しなおすの面倒くさいな。 と思っている方は是非ご参考にしてみてください。
①他ツールのお気に入り銘柄をCSVなどでダウンロードします。
※画像はカブ板®

②ダウンロードしたデータを開き、銘柄コードをコピーする。

③[2000]登録銘柄グループを開き、右上の三本線より「テキストから入力」を選択する。

④左枠にコピーした銘柄データを貼り付け、検索をクリックすると、右枠に検知された銘柄が表示されます。また、一行目はグループ名となります。コードより検知するためcsvの形式はこの通りでなくともかまいません。
⑤登録をクリックすれば、登録完了です。

NEOTRADERの改修予定について
NEOTRADERの今後の改修予定については、以下のページでお知らせしております。
NEOTRADERのご要望への対応予定について
お客様にとってより使いやすい証券取引ツールを提供したいと思っておりますので、ご要望等ございましたら、当社窓口までお声をお寄せください。