レバレッジ型・インバース型ETFの特徴
レバレッジ効果で資金を効率的に運用したいが、先物取引での売買には資金が不足しているケースなどが挙げられます。
相場が均衡状態で上下を繰り返している場合は、通常の投資では、価格が同水準になった場合は損益が発生しないのに対し、レバレッジ型・インバース型のETFの場合には、指数自身が持つ複利効果の影響で、価格が同水準に戻った場合でも、価格が乖離することがありますので、長期投資にはあまり向かず、短期の収益や、リスクヘッジなどで利用されるケースが多いので、ご注意ください。
レバレッジ型・インバース型ETFの代表的な銘柄
- TOPIXブル2倍上場信託(銘柄コード:1568)・・・TOPIXレバレッジ(2倍)指数に連動
- 日経平均ベア上場投信(銘柄コード:1580)・・・日経平均インバース・インデックスに連動
- 中国H株ベア上場投信(銘柄コード:1573)・・・ハンセン中国企業株ショート指数に連動
レバレッジ型・インバース型ETFの一覧は東京証券取引所ページでご確認ください。
レバレッジ型・インバース型ETFの取引例
投資方針 |
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1月1日のトレード |
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1月5日のトレード |
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1月10日のトレード |
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結果 |
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注意事項
上記の取引例には、取引手数料や税金を含みません。また、信用取引でトレードをされる場合、信用取引の金利のほか、管理料等、その他諸経費が必要です。お取引の際は、お客様ご自身の判断と責任においてお取引いただけますようお願いいたします。
レバレッジ型・インバース型ETFの値動き例
日経平均ブル2倍上場投信 と、日経平均ベア上場投信の価格の相対チャートです。
比較チャートの下に表示されているスプレッドは、価格差を表示しており、0の場合は、同水準であることを意味します。